4月21日に地震がありました。
地震といっても震度1・・・ニュースでは震度1って言ってましたが、下から突き上げる体感がありパソコンのモニターがガタガタ揺れたので慌てて抑えたんです。とにかくビックリしてモニターを手で支えました。このモニターやっとの思いで買ったという経緯もあり、地震にビビったんです。
で、思ったんですよ。
水槽ってヤバくね?って。はい、とてもヤバいです。ヤバいなんてものじゃないほど、ヤバいですってね。しかも、パソコンデスクに置いてます私。マズいなんてものじゃない環境です。でも、やめるなんてできないし・・・で、取り合えず水槽の地震対策について調べてみました。
アクアリウム水槽の地震対策
ガラス水槽ではなくアクリル水槽に変更を検討する
ガラス水槽が一般的ですが、揺れに最も弱い水槽だと言われています。理由は、ふたが固定されていないからです。ガラス水槽はほとんどが引っ掛けるタイプです。付属のパーツとしてひっかけるプラスチック製のものと3分の2サイズほどのガラス蓋が入っていて、取り外ししやすいものが多いです。私の水槽もそうです。蓋は耐震用っていうよりは水はね用のものではないでしょうか。フィルターやエアレーションの水はねを防ぐ目的であるのだと思われます。
それに対して、アクリル水槽を見てみましょう。
メーカー直送 アクリル水槽(サイズ:45×30×30cm 板厚:4×4×4mm)
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上部にワクがついています。固定されているのでこの部分が揺れた場合の水槽の水のチャップン対策になると言われているのです。一見さほど幅のないワクであっても、あるのとないのとでは違うようですよ。水が水槽すれすれまで入れる水草水槽やアクアリウムで使用される場合、地震で揺れると確実に水があふれます。中には熱帯魚やエビなどがたくさん泳いでいることでしょう。大切な熱帯魚を水から飛び出さないようにする方法として水槽にしっかりとした蓋を固定することが大切だということです。
しかし、アクリル水槽で蓋にワクが付いているからだけではなかなか変更できません。気になるのは素材の特徴と価格です。私も検討してみましたがアクリルはガラスよりも傷つきやすいので丁寧に扱わなくてはいけませんし、価格が高めでした。アクリル水槽の最大の特徴は、ガラスより割れにくいそうですが地震での破損と考えると、水槽台から水槽が落ちるか家具が水槽に当たって破損するかしかイメージできませんでした。だとすると、配置や水槽を固定するように対策をたてるのと変わらないのではと考えてアクリル水槽は見送りました。
ちなみに現在の水槽のサイズは、横25センチ縦21センチ奥行17センチの小型水槽です。水は上から2センチほどのところまで入れています。固定はされておらず水槽下に2センチほどのゴムマットをひいているのみです。水槽に力を加えてみると揺れます。マズいです。小型水槽といえども持ち上げることはできませんが、確実に揺れます。このままではダメだとわかります。
水槽台や水槽を固定する
通常アクアリウムをしている方の多くは水槽を水槽台にのせているかと思います。地震がおきた場合に危険なのは、水槽と水槽台が離れて倒れることです。水槽台よりも水槽の方が確実に重いはずなので、しっかりと固定するようにしましょう。
地震対策といえば家具の固定ですよね。私の水槽は、結構重いしっかりとしたパソコンデスクの上に置いているので揺れでずれないよう固定することを考えなければいけないのかなと思います。細かな備品などが水槽にぶつかることも想定できるので、単独の水槽台にのせていない方が危険度は増すのかなと心配になりました。やっぱり物が散乱してしまうだろうから机の上に置くものも最小限になるよう考えなくてはいけませんね。
水槽の水を減らすことを考える
大きな地震を経験した方が口を揃えて言われることの中に水槽の水がチャップンって波打ってこぼれたとあります。怖いの水がこぼれることなんです。もちろん、水槽台が倒れたり、水槽が割れる・・・これも怖いですが、水槽の水がこぼれるのも怖いんです。私の水槽は、約7リットルほどしか水がはいっていませんが大きな水槽と変わらないほど溢れるのが怖いのです。そうなると対策は水を減らすことになるわけですが、小型水槽の水量を減らすことは難しいのでサイズを大きくして水量を減らす方がいいのではと思いつきました。
水草水槽を始めたくて1か月ほど前からスタートしたところなんですが、水槽いっぱいの水を必要とする水草水槽は私の生活環境にあっていないのかもしれないなと思うようになってきました。パソコンの横に置く水槽だということを再度考えなくてはいけないのです。電源や配線がいっぱいの机の横で大量の水の水槽を置いていることは危険なのではと・・・私にとってはとても気に入っている癒しの水槽なので、共存できる方法を模索しなくてはと調べ続けた結果見つけたのが、アクアテラリウムでした。
アクアテラリウムとは、アクアリウムとコケリウムを合わせたもの。水槽の水は少なめにして、上側でコケや盆栽を楽しみ下側で熱帯魚やエビを飼育するものです。これなら水を減らすことができるし、緑で美しい自然を作ることもできます。水草水槽を始めたくて進めてきて外部フィルターやライトなどの器具もせっかく揃えたところなので、無駄にせず自然を身近に置けるならいいかなとチェンジすることにしました。水草水槽からアクアテラリウムに変わるからといって無駄になるものはありません。熱帯魚さんもそのまま一緒にいられるのでいい方法があってよかったです。
地震対策として水草水槽からアクアテラリウムに変更
地震対策としてアクアテラリウムに変更するため水槽を購入しました。
バックプリント SANDBLAST アクロ30キューブN(30×30×30cm)...
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買うなら30センチキューブと決めていたので気になったこのアクロ30キューブを選びました。これ以上水槽を買うことはないので、じっくり選んで決めました。まずは水づくりをしないといけないので早急に立ち上げた水槽はこんな感じになりました。
25センチ17センチ21センチの水槽の中身を移動しただけの味気ない水槽です。設置場所は壁にぴったりとくっつけました。耐震のゴムマットで囲ってます。とりあえず移し替えただけなんですが、フィルターの排水パイプが下におりないので水は増えています。減らすために水槽のサイズを30センチキューブにしたのに、考えがおよばすとりあえず大量の水を入れることになりました。なんてことだ・・・
テトラさんたちを早くいれてあげるために、1階と2階の往復を何度もして水槽に水を運びました。25リットル入ると聞いているので今までの3倍です。めちゃめちゃ水量が増えてる~!!排水パイプのカスタマイズ方法が決まるまでとりあえずこの水量で水づくりをすることになります。時間の限りフィルターとエアレーションをして、テトラさんを移動させたところ動揺はしているものの水質は大丈夫のようでしたので安堵いたしました。毎度バタバタさせて落ち着かない水槽で申し訳ない気持ちです。テトラさんにはもうしばらく我慢してもらうしかないです。待っててね。